【6月30日 AFP】中国南西部の貴州(Guizhou)省甕安(Wengan)県で、15歳の少女の死をめぐって28日に発生した大規模な暴動をめぐり、公安当局が暴動の参加者に出頭を命じた。反政府系ウェブサイト「Boxun.com」が30日、当局の警告書の写真を掲載して報じた。

 甕安では28日、少女暴行殺人事件の容疑者が当局者の息子であったことから公安当局が正しく捜査を行わなかったとの情報に怒りを爆発させた住民ら1万人が、地元政府庁舎や公安当局の建物を襲撃した。

 香港(Hong Kong)に拠点を置く人権団体「中国人権民主化運動情報センター(Information Centre for Human Rights and Democracy)」の29日の発表では、現地では1500人以上の武装警察官が暴動の鎮圧にあたり、これまでに約200人が逮捕されたという。

 地元住民の話によると、暴動発生から2日たった30日、市内は表面的には平静を取り戻しているが、政府庁舎や公安当局前には多数の警官が配備され、緊張感が漂っているという。

 AFPは30日、事実関係の確認のため地元警察に電話取材を試みたが、応答はなかった。(c)AFP