【6月26日 AFP】サッカー欧州選手権2008(Euro 2008)に出場しているロシア代表のフース・ヒディンク(Guus Hiddink)は25日、準決勝で対戦するスペインのルイス・アラゴネス(Luis Aragones)監督に対し賛辞を送った。

 現地26日に行なわれる準決勝対スペイン戦を前に行なわれた会見でヒディンク監督は、ベテランスペイン人監督を国際サッカーの“ビッグマン”と表現した。

 大会終了後にスペイン代表監督を退任するアラゴネス監督は、2008-09シーズンからヒディンク監督も指揮を執っていたトルコリーグのフェネルバフチェ(Fenerbahce)で監督に就任する。

 ヒディンク監督は「ルイスは私よりも年齢を重ねながら、私が国際的な指導者としてスタートしたクラブ(フェネルバフチェ)の監督に就任する。70歳、多くのエネルギーを持った人物であり、尊敬の念でいっぱいだ」とアラゴネス監督を称賛し、さらに「私もスペインでの経験がある。スペインで生き残ってきたものはビッグマンだ、そして彼はビッグマンだ」と語った。(c)AFP