【6月18日 AFP】米国のリンゼイ・ダベンポート(Lindsay Davenport)は、17日に怪我のためにインターナショナル女子オープン(International Women's Open 2008)を棄権したが、ウィンブルドン選手権2008(The Championships Wimbledon 2008)への出場をあきらめていない。

 前週末の練習中にひざをひねった影響によりを棄権したダベンポートは、「イーストボーン(Eastbourne)でプレーできないことにがっかりしている。妊娠して以来、一番激しい練習を行っていたので、とても落胆しているわ。プレーするためにやってきたので、試合に出たかった」と語っている。

 出産を経験し2007年の秋に復帰したダベンポートは、復帰後にツアーで4勝を挙げているが、全仏オープン・テニス2008(French Open 2008)を欠場するなど、4月に行われたボシュロム選手権2008(Bausch & Lomb Championships 2008)以降は大会に出場していない。

 ひざの検査のためにできるだけ早くロンドン(London)に向かうことを明らかにしたダベンポートは、「構造的なものではなく組織の損傷だと思っている。突然ではなく、徐々に痛くなっていく感じがした。原因を明らかにして治療に当たりたい。自宅で6週間の厳しい練習を積んできた。ウィンブルドンは好きな大会であるし結果にも恵まれている。体が持ちこたえ、出場できることを願っている」と語っている。(c)AFP/Scott Williams