【6月12日 MODE PRESS】英ロンドン市内のドーバーストリート・マーケット(Dover Street Market)内に、シャネル(CHANEL)が期間限定店舗をオープンした。これを記念して、10日にパーティーが開催された。

 7月1日に発表予定のオートクチュール・コレクションの準備ため、カール・ラガーフェルド(Karl Lagerfeld)はパーティーを欠席したが、モデルのアギネス・ディーン(Agyness Deyn)、ソーシャライトのダフネ・ギネス(Daphne Guinness)、アマンダ・ハーレック(Amanda Harlech)ら祝福に駆けつけた。

 メティエダール・コレクション(Metiers d’Art)の新作「パリ-ロンドン(Paris-Londres)」の服や限定アクセサリーなどが展示される中、デザイナーのヘンリー・ホランド(Henry Holland)によるDJパフォーマンスでゲストは大いに盛り上がった。

 帽子デザイナーのスティーブン・ジョーンズ(Stephen Jones)は、「ココ・シャネルはロンドンを愛していた。僕は今、オドレイ・トトゥ(Audrey Tautou)がココを演じる映画『Coco Avant Chanel』の撮影に参加しているんだ」と近況報告。

 アギネスはシャネルの真っ赤なグローブとアームに巻き付けるポシェット、ユニオンジャックのイヤリングを身に付けて登場し、「カールは音楽やアートからインスピレーションを得ているけど、今のロンドンの音楽シーンはすごくビッグなのよ」と話した。

 アギネスの親しい友人でもあるヘンリーは「ロンドンは活気を取り戻している。カールは絶妙なタイミングだよ。コレクションはすごくロンドンっぽいけど、同時に洗練されているね」とコメント。モデルのアストリッド・ムニョス(Astrid Munoz)も「パリ-ロンドン」が気に入った様子で、「シャネルはとてもバロック的で、時代の先端をいっているわ。イギリスという国も同じよ。とてもエキセントリックなの」と話した。

 期間限定店舗は、6月26日まで営業する。(c)Fashion Week Daily/MODE PRESS