【4月17日 MODE PRESS】(記事更新)米ビバリーヒルズ(Beverly Hills)の高級衣料品店バーニーズ・ニューヨーク(Barneys New York)で15日、100%オーガニックをうたう洋服ブランド「ルームステイト(Loomstate)」とバーニーズによるTシャツリサイクル企画を記念したパーティーが開かれた。サンダンス・チャンネル(Sundance Channel)のエコ番組「グリーン(The Green)」の2シーズン目キックオフも兼ねている。

 リサイクル企画は、ルームステイトが古いシャツから作った服を米国内のバーニーズで販売し、売り上げの1%を環境保護団体「1%フォー・ザ・プラネット(One Percent for the Planet)」に寄付するというもの。「古いTシャツと引き替えに、ルームステイトの商品を割り引くのよ」と、バーニーズのファッションディレクター、ジュリエット・ジラート(Julie Gilhart)。

 ルームステイトのデザイナー、ローガン・グレゴリー(Rogan Gregory)は、「持続可能な暮らし方が切実に求められているんだ」とコメント。オーガニック・ファッションはかつてがラグジュアリーなものだったけど、今はどこにでもある。高いから買わないという言い訳はもうできないんだよ」と話した。

 パーティーでは、女優でミュージシャンのズーイー・デシャネル(Zooey Deschanel)とM・ウォード(M. Ward)が結成した音楽デュオ「She & Him」のパフォーマンスも披露され、ズーイー自身も「ビンテージや古着を自分でカスタマイズして着るのは、環境保護のためになるのよ」とコメントした。(c)Fashion Week Daily/MODE PRESS