【3月31日 AFP】中東訪問中のコンドリーザ・ライス(Condoleezza Rice)米国務長官は30日、イスラエル政府に対し、パレスチナ自治区ヨルダン川西岸(West Bank)に置かれている50の道路封鎖物を撤去するよう要請し、パレスチナ人の生活環境改善を求めた。イスラエル政府は要請の受け入れを表明した。

 中東和平交渉を促すためにシャトル外交を行うライス長官は同日、パレスチナ自治政府のマフムード・アッバス(Mahmud Abbas)議長との会談のためヨルダンのアンマンに向かった。

 ライス長官はヨルダン訪問後、31日にはイスラエルのエルサレム(Jerusalem)に戻りエフド・オルメルト(Ehud Olmert)首相と再び会談し、その後、アッバス議長と2度目の会談に臨む。(c)AFP/Sylvie Lanteaume