【3月31日 AFP】イラクのイスラム教シーア(Shiite)派の反米指導者、ムクタダ・サドル(Moqtada al-Sadr)師は30日、傘下の民兵組織に対し、イラク治安部隊との戦闘をやめるよう求めた。

 聖地ナジャフ(Najaf)のサドル師派本部が出した声明でサドル師は、「われわれは、イラク国民が戦闘をやめ、イラクの独立と安定を維持することを望んでいる。そのため、バスラ(Basra)やほかの州から民兵を撤退させる決断を下した」と述べた。

 シーア派民兵組織とイラク治安部隊との戦闘は、南部バスラをはじめ、バグダッドやほかのシーア派地域で6日間続いていた。

 25日にヌーリ・マリキ(Nuri al-Maliki)首相が、バスラのシーア派武装勢力の拠点に対する攻撃を命じて以来、各地で戦闘が発生。イラク全土では270人以上が死亡、主にバスラとバグダッドで多くの死者が出た。(c)AFP