【3月24日 AFP】チベット暴動に対する中国政府の弾圧による死者は確認できた範囲で約130人に上ると24日、チベット亡命政府がAFPに明らかにした。

  サムドン・リンポチェ(Samdhong Rinpoche)亡命政府主席大臣は亡命先のインド北部ダラムサラ(Dharamshala)で「この数字はチベットの情報筋から入手した。チベット自治区全体で約130人の死亡が確認できている」と述べた。
 
 中国南西部チベット(Tibet)自治区の区都ラサ(Lhasa)で発生した中国政府に対する抗議行動での死者について、中国国営新華社(Xinhua)通信は22日、暴徒によって「無実の」民間人18人と警官1人が殺害されたと発表していた。

 今回、死者の出る暴動にまで発展した抗議行動は、1959年に中国政府の統治に対する蜂起に失敗したチベット動乱の日にあたる14日に始まった。騒乱はチベット族人口の多い周辺の省にまで飛び火した。

 中国政府は、ダラムサラに亡命しているチベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ(Dalai Lama)14世が、8月に行われる北京五輪を前に暴動を画策したと非難しているが、ダライ・ラマは否定している。ダライラマは自分は暴力に反対しており、目指すのは独立ではなくチベット自治区の自治だと繰り返し述べている。(c)AFP