【3月20日 AFP】北京五輪の組織委員会は19日、五輪会場で洋式トイレが不足しているとの批判を受け、トイレの改修を急いでいることを明らかにした。

 この問題は、五輪本番へ向けたテスト大会で発覚した。8月8日-24日の五輪開催中、北京には約50万人が訪れるとみられているが、国家水泳センター(National Aquatic Centre)などの主会場のトイレは、欧米人にはなじみの薄いしゃがんで用を足す中国式。

 組織委員会・場館管理部の姚輝(Yao Hui)副部長は、開・閉会式が開かれる北京国家体育場(Beijing National Stadium)などでは、すでに改修工事が進んでいると話し、状況改善に全力を挙げる意向を示した。(c)AFP