【2月26日 MODE PRESS】世界最高峰のショコラティエとして知られるジャン=ポール・エヴァン(JEAN-PAUL HÉVIN)が、1988年に第1号店をパリにオープンしてから今年で20周年を迎える。これを記念して、エヴァンの世界により深く触れられる2冊の書籍『JEAN-PAUL HÉVIN』、『ショコラの愉しみ』が刊行される。

■『JEAN-PAUL HÉVIN』

 ブランド創立20周年を記念したブランド・ブック『JEAN-PAUL HÉVIN』は、フランスの著名評論家フランソワ・シモンがエヴァンの軌跡を辿り執筆したもの。幼少期、製菓学校の学生時代、ジョエル・ロブションのもとで学んだ日々、日本との出会い、カカオ産地への旅…。ショコラ好きなひとりの少年だったエヴァンが、屈指のショコラティエへと成長していく過程が描かれている。

■『ショコラの愉しみ』

 エヴァンによる初のチョコレートレシピ・ブック『ショコラの愉しみ』には、トリュフやマンディアン、ブラウニーなど37のショコラレシピが掲載されている。エヴァン独特の正しい調理器具の選び方や、プロの仕上げのコツなどの情報も載っており、ショコラ作り初心者からベテランまで楽しめる内容となっている。美しい写真の数々を眺めているだけでも幸せな気分になれそうだ。

■ショコラで幸せに

 書籍についてエヴァンは「記念すべきこの年を、みんなで分け合いたいと思った。この本がみんながショコラをもっと好きになるきっかけになったら嬉しいね。だって人は美味しいものを食べるだけで、幸せな気持ちになれるでしょう?」とコメントしている。

 『JEAN-PAUL HÉVIN』は08年2月中旬よりジャン=ポール・エヴァン全国6店舗で販売、価格は4935円。本文はフランス語だが、日本語訳の小冊子が付いている。『ショコラの愉しみ』は全国書店及び店頭で販売中。価格は2940円。(c)MODE PRESS