【1月30日 MODE PRESS】ドイツ・ドレスデン郊外の町で作り出される世界最高品質の時計「A.ランゲ&ゾーネ(A. Lange & Söhne)」が、07年に世界各地で18の賞を獲得した。

■2007年ウォッチ・オブ・ザ・イヤー

ウィーンで開かれた「2007年ウォッチ・オブ・ザ・イヤー」では、「ランゲ31(Lange31)」と「グランド・サクソニア・オートマティック(Grand Saxonia Automatik)」が、それぞれ「複雑機構部門」「クラシカルエレガンス部門」で優勝した。

 今回受賞した2点のうち「ランゲ31」は、初めての動力制御機構(ルモントワール)搭載の機械式腕時計。31日間ものロングパワーリザーブを備え、高い精度と安定したトルク供給を保証する。リューズは時刻調整のみで、巻き上げは背面からカギを使用する「カギ巻き」方式。カギ2個とカギ専用ケースとなるキーホルダー1個が付属となる。

■「Die Press」の読者投票でも1位に

 オーストリアの全国紙「Die Press」の読者投票でも第1位に輝いた。同社の時計が優勝するのは今回で11回目になる。また、昨年新たに設けられた「ウォッチイノベーション・オブ・ザ・イヤー部門」でも2位に入賞。さらに、オーストリアの雑誌「Forum」による人気投票でも、「ファーストクラス部門」「ビジネスクラス部門」にて前述の2モデルがトップの座に輝いた。

■入賞歴はすでに100回以上

 1990年、ウォルター・ランゲ(Walter Lange)の元に同社が復興して以来、世界各地での入賞歴はすでに100を超え、そのうち64回は最高ランクの評価だという。ドイツを代表する時計工房「A.ランゲ&ゾーネ」の快進撃はこれからも続く。(C)MODE PRESS