【1月28日 AFP】2月に開催される第58回ベルリン国際映画祭(The 58th Berlin International Film Festival)で、ジュリア・ロバーツ(Julia Roberts)、ナタリー・ポートマン(Natalie Portman)、スカーレット・ヨハンソン(Scarlett Johansson)などの主演作が出品される。

 ロバーツ主演の作品『Fireflies in the Garden』は、悲劇に見舞われる家族を描いた作品で、ウィレム・デフォー(Willem Dafoe)やエミリー・ワトソン(Emily Watson)も出演している。

 ヨハンソンとポートマンが共演するのは、ヘンリー8世(King Henry VIII)の寵愛を受けようとする2人の姉妹を描いた米英合作『The Other Boleyn Girl』で、同名の小説を映画化したもの。

 そのほか、『エターナル・サンシャイン(Eternal Sunshine of a Spotless Mind)』のミシェル・ゴンドリー(Michel Gondry)監督がメガホンを取り、認知症を患った女性のためにハリウッドのクラシック映画をリメイクしようとするビデオ店店主を描いた作品も公開される。主演のビデオ店店主をジャック・ブラック(Jack Black)、認知症の女性をミア・ファロー(Mia Farrow)が演じる。

 上記3作品は、コンペ外部門で出品される。

 コンペ部門で金熊賞を争う21作品の中には、イラン人監督マジッド・マジディ(Majid Majidi)による『Avaze Gonjeshk-ha』、韓国人監督ホン・サンス(Hong Song-soo)による『Bam gua Nat』、米国人監督Lance Hammerによる『Ballast』、クリスティン・スコット・トーマス(Kristin Scott Thomas)主演の仏作品『Il y a longtemps que je t’aime』、フィンランド人監督Petri Kotwicaによる『Musta Jaa』などがある。(c)AFP