【12月31日 AFP】イラン政府は30日、同国初となるイラン南部のブシェール(Bushehr)原子力発電所が2008年夏にも稼働を開始すると発表した。同原発の建設を支援しているロシアの原子力関連企業アトムストロイエクスポルト(Atomstroiexport)は、08年末よりも早い時期に稼働を始めることはないとしている。

 マヌチェフル・モッタキ(Manouchehr Mottaki)外相は、「ブシェール原発は、来夏にも50%の稼働率で稼働を開始する」と述べた。

 同社によると、1000メガワット級の同原発の建設は大幅に遅れていたが、現在は最終段階に入っているという。ロシア政府も、同原発に必要な核燃料の供給にすでに合意している。(c)AFP/Stuart Williams