【12月28日 AFP】米ワシントン(Washington)州シアトル(Seattle)郊外でクリスマスイブの24日に子ども2人を含む一家6人が射殺された事件で、シアトル・タイムズ(Seattle Times)紙は27日、事件の背景に家庭内の金銭上のトラブルがあった可能性があると報じた。

 同紙によると、警察当局は、被害者の娘のミシェル・クリステン・アンダーソン(Michele Kristen Anderson、29)容疑者と男友だちのジョセフ・マッケンロー(Joseph McEnroe)容疑者を事件に関与した疑いで逮捕。家庭内での金銭を巡る口論が犯行の引き金になったとみて捜査を進めている。

 被害者はアンダーソン容疑者の両親、兄夫婦とその子どもで6歳になるめいと3歳のおいで、いずれも銃で撃たれて死亡した。捜査関係者によると、捜査当局は容疑者2人の両方が発砲したとみている。また、アンダーソン容疑者は家族に利用されていると思い込んでいたとの情報もある。(c)AFP