【11月26日 MODE PRESS】ニューヨーク・シティ・バレエ(New York City Ballet)のオープニング・イベントが20日、ニューヨーク市内で開かれた。

 会場を訪れたデザイナーのヴァレンティノ・ガラヴァーニ(Valentino Garabani)らは、クリストファー・ウィールドン(Christopher Wheeldon)の振付による『眠れる森の美女(The Sleeping Beauty)』、『ウエスタン・シンフォニー(Western Symphony)』、『Liturgy』や、ピーター・マーティンス(Peter Martins)の世界初披露となる新作舞台、ニューヨーク・シティ・バレエとスクール・オブ・アメリカン・バレエ(School of American Ballet)の共同創立者故リンカーン・クリスティーン(Lincoln Kirstein)に捧げる舞台などを鑑賞。

 ヴァレンティノは、「私はニューヨーク・シティ・バレエの熱狂的なファンなんだよ。モダンでクラシックなバレエが好きなんだ。造形や色づかいはモダンだけど、同時に伝統的でもある。『眠れる森の美女』みたいにね」と語る。デザイナーのキャサリン・マランドリーノ(Catherine Malandrino)は「私はバレエのクラシックな側面が好きなの。衣装とリズム、そして動きがリンクしているからね」と感動した様子でコメント。

 マーク・ジェイコブス(Marc Jacobs)のドレスで登場したモデルのクリスティー・ターリントン(Christy Turlington)は、「2年前は私がチェアパーソンを務めたんだけど、今年は『くるみ割り人形(The Nutcracker)』のチャリティの代表を務めることになったわ。すごく楽しみにしているの」と語った。(c)Fashion Week Daily/ MODE PRESS