【9月25日 AFP】ボクシングの元統一世界ヘビー級王者、マイク・タイソン(Mike Tyson、41)被告は24日、米アリゾナ州(Arizona)メサ(Mesa)のマリコパ郡上級裁判所に出廷し、司法取引に応じてコカインの所持、使用を認める答弁を行った。裁判所関係者が明らかにした。

 タイソン被告は前年12月29日に同州スコッツデール(Scottsdale)で、バーから出て自動車を運転中、警察車両に衝突しそうになり逮捕された。その後、路上で警察の取り調べにより車内からコカインが発見され、精神安定剤、マリフアナ、コカインの使用を自ら認めた。

 タイソン被告は先の審理では罪状を否認していた。

 11月19日に判決が下される予定で、最大4年3月の禁固刑に処される可能性がある。(c)AFP