【9月12日 AFP】フランクフルト国際空港(Frankfurt airport)や同国西部ラムシュタイン(Ramstein)にある米軍基地などを狙ったテロ計画が発覚し容疑者3人が逮捕された事件で、独内務省は11日、ウズベキスタンを拠点とする「イスラム聖戦同盟(Islamic Jihad Union)」が計画に関与していたと発表した。

 同グループは国際テロ組織アルカイダ(Al-Qaeda)とつながりがあるとされる。

 同省によると、この組織はラムシュタインにある米軍基地のほか、「ドイツ国内の米国およびウズベクスタンの領事館」を今年末に攻撃する計画を立てていた。米空軍のイラクおよびアフガニスタンでの軍事作戦の拠点でもあるラムシュタイン基地へのテロ計画を政府が認めたのはこれが初めてとなる。

 なお、今回のテロ計画の犯行声明は、あるウェブサイト上で発表されたという。(c)AFP