【9月11日 AFP】マイク・マコネル(Michael McConnell)米国家情報長官は10日、米議会へ文書による証言を提出し、その中でイスラム教シーア(Shiite)派武装組織「ヒズボラ(Hezbollah)」が、米国が同組織や支援国とされるイランに対し直接的な脅威を与えると判断した場合、米国を攻撃する可能性があると指摘した。

 ヒズボラはレバノンのシーア派民兵組織で、また政党でもあるが、米国によって「テロ組織」に指定されている。

 マコネル長官は証言の中で、「ヒズボラは過去に米国外で反米攻撃を行ってきたが、同組織やイランに対し米国が直接的な脅威を与えると見なした場合、今後3年間で米国本土を攻撃する可能性が高くなっているとわれわれは予測している」とし、「米国は今後3年間、進化を続けながら持続的に行われるテロリストの脅威にさらされるだろう」と警告した。(c)AFP