【8月31日 AFP】全米オープン・テニス2007(the US Open Tennis Championships 2007)、男子シングルス2回戦。大会第19シードのアンディ・マレー(Andy Murray、英国)は、スウェーデンのヨナス・ビョークマン(Jonas Bjorkman)と対戦。マレーはセットカウント3-2(5-7、6-3、6-1、4-6、6-1)のフルセットの末にビョークマンを降し、3回戦進出を決めた。

 ビョークマンとの3時間37分の激闘の後でマレーは、「痛めていた手首は完全に回復した。あとは痛みが少し残るだけ」と断言した。

 5月に行われたマスターズ・シリーズ・ハンブルク大会(Masters Series Hamburg 2007)で手首を痛め、夏の大会を棒に振ってきたマレーは試合後、「明日の朝、私の体はまちがいなく悲鳴を上げているだろうね。回復のために今夜のうちに出来る限りのことをしなくてはならない。まずはよく食べて、ストレッチを行い、風呂に入ってリラックスできるように努める。できれば数日中に回復できることを願っているよ」と話した。

 手首の怪我から復帰して以降、わずか3試合に出場し2敗しているマレーは「手首の状態は良い。試合中は一度も痛みを感じなかった。試合の中盤あたりからフォアハンドショットの調子が良くなってきたので強く打ち返すことができるようになり、ポイントを奪いにいくことができた」と手首の怪我をものともせずにフルセットの戦いに勝利できたことに満足感を示した。

 3回戦で対戦する韓国のリー・ヒュンタク(Hyung-Taik Lee)について同選手は「ヒュンタクは派手なプレーはしないがとても良い選手でサーブもフォアハンドもバックハンドも素晴らしい。運動量も多いので、厳しい戦いになるだろう」と語った。

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