【8月2日 AFP】ロシア極東に位置するサハリン(Sakhalin)島で2日早朝、マグニチュード6.8を記録する地震があり、1人が死亡した。同国の通信社が伝えた。

 サハリン島ユジノサハリンスク(Yuzhno-Sakhalinsk)にある地震観測所によると、震源は同市から約60キロの地点という。インタファクス(Interfax)通信が伝えた。

 また、インタファクスおよびロシア通信(RIA)は地方当局者の話として、この地震により女性1人が死亡し、少なくとも2人が負傷したと報じた。地域住民2万4000人が自宅から避難したとも報じている。

 地震発生直後、北海道でも地震が感じられたため、小規模な津波が北部沿岸に押し寄せる可能性があるとして、日本の気象庁は注意を呼びかけた。(c)AFP