【7月31日 AFP】30日発売の、全英113大学をランク付けした「The Good University Guide」で、調査を開始した2001年以来初めてケンブリッジ大学(Cambridge University)がオックスフォード大学(Oxford University)を抜いて首位に立った。

 同ガイドは、全英113大学を「学生の成績」「学生の満足度」「研究発表」「学生と教員の比率」「入学に求められる学力」「卒業生の就職率」「中退率」「図書館やコンピュータールームの学生使用率」「スポーツジムなど学校附属施設への出費」といった9項目をもとにランク付けした。

 なお、3位はロンドンのインペリアル・カレッジ(Imperial College)、4位はロンドン・スクール・オブ・エコノミクス(London School of EconomicsLSE)。スコットランドのセントアンドルーズ大学(University of St Andrews)が5位に入った。下位には、1990年代に大学に昇格した元専門学校が名前を連らねている。

 同ガイドを編集したBernard Kingston氏は、「評価を単純化しすぎている」との批判に対し、「こうしたガイドでは、どういう項目を評価対象にするかという編集能力が問われる」とコメントした。

 英国で最も古い歴史を持ち、世界でもトップにランクするケンブリッジ、オックスフォード両大学、通称「オクスブリッジ(Oxbridge)」は、英国の政財界や文化面において数々の著名人を輩出している。

 同ガイドは今回から、http://www.thegooduniversityguide.org.uk.で閲覧可能となった。科目別の比較もできる。(c)AFP