【東京 26日 MODE PRESS】(一部訂正)ニューヨーク発のユニークなフレグランス・コレクション「ボンド・ナンバーナイン(Bond No.9)」が今年9月に日本に上陸する。

 フランス出身で、25年間ニューヨークに在住するローリス・ラメが立ち上げた「ボンド・ナンバーナイン」は、ニューヨークの街にオマージュを捧げたコレクションだ。商品名は、「ウォール ストリート」、「リトルイタリー」「セントラルパーク」「ウェストサイド」と、各エリアにちなんだもの。それぞれの地域色をつかんだ香りと、オブジェのようなボトルデザインが特徴だ。

■“金融街の香り”から“世界平和の香り”まで

 例えば「ウォール ストリート」は、世界の金融市場の中心地にふさわしいマスキュリンな仕上がり。キューカンバーとラベンダーが、仕事に向かう前の気分を引き締めてくれそうだ。ボトルも、黒字に金のトークン(地下鉄のコイン型チケット)がちりばめられている。

 2001年9月11日のテロ事件を受け、世界平和への願いを込め生み出された「セント・オブ・ピース」は、リリーオブザバレーやブラックカラントをブレンド。ほっと安らかな気持ちにさせてくれる。ボトルには、平和の象徴=鳩が描かれ、売上金の一部はユニセフに寄付される仕組みとなっている。

■イラストは全てハンドペイント

 様々な人種、国籍の人が集うニューヨークらしく、ボトルは「人」を象ったシルエットになっている。ボトルに描かれるイラストは全てハンドペイント仕上げ。ニューヨーク・コレクションが開かれる「ブライヤントパーク」には、ボトルのくびれにそって、ピンクのドレスをまとった女性のウエストが描かれている。
 
 全て18~22パーセントの濃度のオード・パルファムで、香りの持ちもよい。フランスの調香師が厳選した香料をニューヨークでブレンドしている。

 時に気持ちを掻き立て、時に安らぎを与えてくれる「ボンド・ナンバーナイン」には、人や地域がそれぞれの際だつ個性を持ちながら調和するニューヨークという街が、オード・パルファムのように濃縮されている。自分の個性にぴったりの1本が、きっとみつかるはずだ。

 9月12日から順次限定店舗にて展開予定。価格は50mLで1万9950円(税込)、100mLで2万9400円(税込)より。なお「ブライヤントパーク」は来春発売予定。(c)MODE PRESS

  • ボンド・ナンバーナイン公式ページ(英語)