【7月23日 MODE PRESS】ちょっとしたひとときに気軽にお酒を楽しむイタリアの食習慣「アペリティーボ(Apèritivo)」を紹介する体験イベントが10日、都内のレストランで開かれた。会場には、フィンガーフードとビールが用意され、立食式にセット。新しいビールスタイルの「アペリティーボ」をアピールした。

■カジュアルにお酒を楽しむ「アペリティーボ」

 イタリアでは、レストランでの夕食前や帰宅前のひとときなどに、バーなどに立ち寄ってカジュアルにお酒を楽しむことが多い。この習慣を日本にも取り入れようと、ハイネケン ジャパン(Heineken Japan)は今年6月1日から都内11店舗で「ハイネケン アペ(Heineken Apè)」を導入した。

 今回のイベントには「日本人にも、仕事が終わった後には“オン”から“オフ”へ気分を切り替え、リラックスできる時間を」という意図が込められているという。

■ビールにこだわりを持つ日本ならではの試み

 会場となった「オー・バカナル(AUX BACCHANALES)」赤坂店のスタッフは「日本でどのくらい浸透するのかは分からないが、新しい試みで面白い。お客さんとのコミュニケーションが取りやすくなるというメリットもある」とコメント。

 ハイネケン ジャパンのヤスパー・モンマ(Jasper Momma)社長は「イタリアに5年間滞在した際、この習慣を知りとても気に入った。欧米人と同じくらいビールが好きな日本人に『アペリティーボ』の魅力を伝えたい。アルコールとともに食空間にこだわりを持つ日本人にも気に入ってもらえると期待している」と語った。

 ハイネケン ジャパンは、今年10月より東京・大阪で70店舗、2008年には東京・大阪合わせ約500店舗に「Heineken Apè」を展開する予定。(c)MODE PRESS