【7月20日 AFP】19日の米ニューヨーク株式相場は、好調な企業決算の発表を好感して、優良株で構成するダウ工業株30種平均が前日比82ドル19セント(0.59%)高い1万4000ドル41セントで引け、終値で初めて1万4000ドルの大台に乗った。

 住宅市場の減速など景気の先行きが懸念される中、コンピューター大手IBMをはじめテクノロジー分野を中心に、ウォール街の予想を上回る決算報告が相次ぎ、相場全体をけん引した。

 日中最高値ではすでに17日に1万4000ドル台を記録していた。

 スタンダード&プアーズ(S&P)500種株価指数も、前日比6.91ポイント(0.45%)増の1553.08と最高値を更新。ナスダック総合株価指数も、同20.55ポイント(0.79%)高の2720.04の高値をつけた。

 米市場では今年、相次ぐ大規模な企業合併を背景に、高値更新が続いている。(c)AFP