【6月29日 AFP】NBAドラフト2007がニューヨークのマジソン・スクエア・ガーデン(Madison Square Garden)で開催され、オハイオ州立大学(The Ohio State University)のグレッグ・オデン(Greg Oden)が、ポートランド・トレイルブレイザーズ(Portland Trail Blazers)から1巡目全体1位指名を受けた。

 オハイオ州立大学の1年生だった06-07シーズン、1試合平均15.7点、9.6リバウンド、3.3ブロックを記録し、チームをNCAAトーナメント準優勝に導いた7フッター(213センチメートル)のオデンは、「夢が叶った。母親と共にこの場所に立つことが出来て嬉しく思う。とても素晴らしいことだ」と語り、念願のNBA入りを喜んだ。

 またオデンは、ローレンス・ノース高校(Lawrence North High School)を3年連続でインディアナ州王者に導いたにもかかわらず、NBAがドラフトの候補資格を高校卒業後最低1年と改正した為にNBA入りが不可能となっていたことに関して、「人が成長するのと同じように、大学でプレーしたので高校生のときよりも上達している」と語った。

 06-07シーズン、32勝50敗で3年連続負け越しを記録したトレイルブレイザーズは、5月に行われたドラフトのロッタリーで全体1位指名権を獲得していた。(c)AFP