【6月13日 AFP】クリケットのパキスタン代表チーム前監督、ボブ・ウールマー(Bob Woolmer)氏が死亡した事件について警察当局は12日、同氏は殺害されたのではなく自然死だったと発表した。

 海外からの病理学者らはウールマー氏は自然死したとの見解を示しており、警察当局もより詳しい毒物検査を行った上で、「同氏が毒殺されたことを示す物証は発見されなかった」との結論に至った。警察当局はこれらの結果を受け入れ、ウールマー氏死亡事件に関する捜査を終了すると発表した。

 一方ジャマイカ警察(Jamaica Constabulary ForceJCF)のLucius Thomas長官は、クリケット・ワールドカップ開催中の同氏の死について、八百長との関連を否定した。(c)AFP