【5月31日 AFP】国営新華社通信(Xinhua)によると、中国南西部四川(Sichuan)省の中国臥龍ジャイアントパンダ自然保護区(China Conservation and Research Center for the Giant Panda in Wolong Nature Reserve)で飼育された後、野生に返されたオスのジャイアントパンダ、シャンシャン(Xiang Xiang)が、今年2月に雪の上で死んで発見されていたことが31日、明らかになった。遺体には明らかに他のパンダに傷つけられた跡が残っており、縄張りを守ろうとするオスパンダに殺されたとみられている。絶滅の危機にある種を飼育し、野生で繁殖させようとした中国の試みは前進できなかった。(c)AFP