【イーストラザフォード/米国 29日 AFP】06-07NBA、東カンファレンス・プレーオフ1回戦、ニュージャージー・ネッツ(New Jersey Nets)vsトロント・ラプターズ(Toronto Raptors)、第4戦。試合は、ネッツが102-81でラプターズに快勝し、通算成績3勝1敗でカンファレンス準決勝進出に王手をかけた。

 ネッツのビンス・カーター(Vince Carter)は、ゲームハイとなる27得点に加え7リバウンド7アシストを記録、またチームメイトのジェイソン・キッド(Jason Kidd)も、17得点13アシスト8リバウンドのオールラウンドな活躍で、チームに貢献。ネッツは、第1Qにこの2人だけで21得点9アシスト9リバウンドなど奪い、32-15と大きくリードすると、そのまま試合をものにした。

 古巣を相手にしたカーターは、自身の得点の半分以上を3ポイントシュートで決めると、第3戦で史上3人目のポスト・シーズンでの通算10回目のトリプルダブルを達成したキッドが2試合連続のトリプルダブルまであと2リバウンドという活躍をみせた。

 第5戦は、再びラプターズの本拠地エア・カナダ・センター(Air Canada Centre)に戻り、5月1日に行われる。

 写真は、ラプターズのアンソニー・パーカー(Anthony Parker、右)のマークを受けながらドリブルで切れ込むカーター。(c)AFP/Getty Images Michael Heiman