【ボストン/米国 22日 AFP】07MLB、ボストン・レッドソックス(Boston Red Sox)vsニューヨーク・ヤンキース(New York Yankees)。試合はレッドソックスが、乱打戦の末にヤンキースを7-6で降して、1990年以来となる本拠地での対ヤンキース戦3連勝を飾った。

 今季4度目のマウンドに上がったレッドソックス先発の松坂大輔(Daisuke Matsuzaka)は、初回に2失点を喫して不安な立ち上がりを見せる。松坂は3回にも1失点を喫したが、その裏の攻撃でレッドソックスの打線が爆発。

 二死走者無しから4番のマニー・ラミレス(Manny Ramirez)が今季第2号のソロ本塁打を放つと、続くJD・ドリュー(JD Drew)、マイク・ローウェル(Mike Lowell)、ジェイソン・バリテック(Jason Varitek)がソロ本塁打を放ち、球団史上初、MLB史上では5度目となる4者連続本塁打で4-3と逆転に成功した。

 その後、松坂は4回を無失点に抑えるも5回にはデレク・ジーター(Derek Jeter)に同点打を浴び、さらに6回にはメルキー・カブレラ(Melky Cabrera)の併殺打の間にホームを踏まれ4-5と逆転を許した。

 しかし、7回には6番のローウェルがこの試合2本目となる今季第3号3点本塁打で7-5と再逆転に成功した。松坂は8回もマウンドに上がるがこの試合8本目の安打を許したところで降板、その後のリリーフ陣が1失点を喫して松坂の自責点は6となったが、そのままレッドソックスが7-6でヤンキースに勝利した為に7回を投げて8安打6失点で今季2勝目を挙げた。

 ヤンキースの先発チェース・ライト(Chase Wright)は、3回に4者連続本塁打を浴びて降板しランディ・ジョンソン(Randy Johnson)がヤンキース在席時に対シカゴ・ホワイトソックス(Chicago White Sox)戦で喫した1イニング4本塁打のリーグレコードの不名誉な記録と並んでしまった。

 写真は、7回に逆転の3ラン本塁打を放つローウェル。(c)AFP/Getty Images Elsa