【エルサレム 15日 AFP】イスラエルの地元紙マーリブ(Maariv)が報じたところによると、イスラエルの農場がこのほど、高血圧や糖尿病に効くとげのないサボテンを食用として提供する計画を発表した。

 この「とげなしサボテン」はメキシコから輸入された品種。メキシコでは20種類以上のサボテンが、薬用として栽培されているという。

 テルアビブ(Tel Aviv)のEmek Hefer農場のRahamim Shaar主任は、「メキシコでは、サボテンはごちそうとされている。この新しいサボテンは、フライパンでステーキのように調理したり、オーブンでホイル焼きにもできる」と語った。

 写真は、米アリゾナ(Arizona)州のCabeza Prieta野生生物保護区に生えるサボテン。(2006年3月28日撮影)(c)AFP/Getty Images/David McNew