【エルサレム/イスラエル 15日 AFP】3月のアラブ連盟(Arab League)の首脳会議で再採択された2002年の「ベイルート宣言(アラブ和平提案)」について、イスラエルのエフド・オルメルト(Ehud Olmert)首相は15日、イスラエル政府としてアラブ各国と折衝する用意があることを明らかにした。

 エルサレム(Jerusalem)での週次閣議の冒頭、オルメルト首相は「彼らの考えについて、いかなる国の組み合わせであれアラブ各国との協議に臨む準備がある。(中東和平を目指す)アラブ和平案についての彼らの考えを私は聞きたい。そうした会談の機会があることを望む」と述べた。

 写真は1日、エルサレムで週次閣議に出席するオルメルト首相。(c)AFP/PAVEL WOLBERG