【チェゼーナ/イタリア 25日 AFP】サッカー、イタリア・セリエA・第25節、インテル(Inter Milan)vsカターニア(Catania)。試合はインテルが5-2でカターニアを降し、17連勝を果たした。

■5得点を奪ってカターニアを降し、連勝記録を伸ばしたインテル

 前半45分にワルテル・サムエル(Walter Samuel)のゴールで先制し、前半を1-0で折り返したインテルは、後半4分にサンティアゴ・ソラーリ(Santiago Solari)、同12分にファビオ・グロッソ(Fabio Grosso)が立て続けにゴールを奪いリードを3点に広げる。同20分にジョナタ・スピネージ(Gionatha Spinesi)のゴールでカターニアの1点を返されるも、その2分後にズラタン・イブラヒモビッチ(Zlatan Ibrahimovic)の今季12得点目となるゴールで再びリードを取り戻したインテルは、同29分にジョルジョ・コローナ(Giorgio Corona)にゴールを許し再びリードを詰められるも、同33分にフリオ・リカルド・クルス(Julio Ricardo Cruz)がハーフボレーシュートを決めて再度カターニアを突き放し、そのまま5-2で勝利を収めて連勝記録を17に伸ばした。

 この勝利で今季21勝目を挙げたインテルは勝ち点を66に伸ばし、今節レッジーナ(Reggina)戦で勝利したASローマ(AS Roma)との勝ち点差14をキープした

■中立地で開催された試合でインテルに完敗を喫したカターニア

 また、2日シチリア島で行われたパレルモ(US Citta di Palermo)戦で起きたサポーター同士の暴動事件により、今季終了まで本拠地マッシミーノ・スタディオ(Massimino stadium)で予定されていた残り全節を無観客の中立会場で行なうという厳しい決定が下された為、ホームの立場ながら今日の試合を中立地チェゼーナ(Cesena)で行ったカターニアは、後半43分にスピネージがレッドカードで退場処分となるなど、最後まで良い所を見せられないまま悲惨さだけが残った試合となった。

 写真は、ゴールを決めてチームメイトのソラーリから祝福を受けるイブラヒモビッチ。(c)AFP/GIUSEPPE CACACE