【カイロ/エジプト 19日 AFP】世界保険機関(WHO)のIbrahim al-Kerdany広報官は18日、エジプトで発見された鳥インフルエンザの変異型ウィルスについて、「従来よりも高い薬物耐性はあるが、致死性についてはこれまでのウィルスよりも高いわけではない」と述べた。高病原性鳥インフルエンザA(H5N1)ウィルスが同国内で最初に確認されたのは2006年3月。感染した20人のうち13人が死亡しており、カルビーヤ(Gharbiya)県出身の2人の感染者は、薬物耐性の強い変異型ウイルスに感染していたことがわかっている。写真は同日、カイロ(Cairo)でハーテム・ムスタファ・ガバリ(Hatem al-Gabali)保健相(写真外)との共同記者会見に臨むフランスのグザビエ・ベルトラン(Xavier Bertrand)保健相。(c)AFP/KHALED DESOUKI