【ロンドン/英国 18日 AFP】イングランド・サッカー協会(English Football Association:FA)は、スティーヴ・マクラーレン(Steve McClaren)監督が、現在スペイン・リーガエスパニョーラ1部のレアル・マドリード(Real Madrid)でプレーする前主将のデビッド・ベッカム(David Beckham)の召集に向けて動いているとの報道を否定した。

 英国紙は18日、マクラーレン監督が3月24日に行われる欧州選手権2008(Euro 2008)・予選、イスラエル戦にベッカムを召集するために現代表の中心選手と話し合いの場を持ったと報じていた。

 FAの広報責任者アドリアン・ベヴィントン(Adrian Bevington)氏は「このことに関してマクラーレン監督と話したが、事実無根だと言っている」と発表し、報道を全面的に否定している。

 ベッカムは06サッカーW杯の準々決勝でポルトガルに敗れた翌日の2006年7月2日に主将を辞して以来、大会後に監督に就任したマクラーレン監督体制では一度も招集されていない。

 写真は、17日に行われたリーガエスパニョーラ1部・第23節のベティス(Betis)戦に出場するベッカム。(c)AFP/JAVIER SORIANO