【ベイルート/レバノン 25日 AFP】イスラム原理主義組織ヒズボラ(Hezbollah)主導の野党勢力による反政府ゼネストが中止された国内では24日、道路封鎖が解除され、ベイルート空港(Beirut airport)も再開するなど、平穏な日常が戻ってきた。一方で同日、ヒズボラの指導者であるハッサン・ナスララ(Hassan Nasrallah)師は、ヒズボラ系テレビ局アルマナル(Manar)を通じてベイルート(Beirut)で演説し、フアド・シニオラ(Fuad Siniora)政権の打倒は「明日にも可能だが、国内平和を維持するために実施しない」と主張した。野党勢力の反政府デモの実施期間内には、3人が死亡、133人が負傷している。写真は同日、ナスララ師の演説を放映したアルマナルの番組。(c)AFP/DSK