【ダッカ/バングラデシュ 12日 AFP】イアジュディン・アハメド(Iajuddin Ahmed)大統領は、野党勢力の要求を受け入れて、22日に実施予定の総選挙を延期することで合意した。また、政治的緊張の高まりから非常事態宣言を発表、夜間外出禁止令を発令した。大統領報道官が11日、AFPの記者に語ったところによると、延期理由は「自由公正な選挙」を保障するため。同報道官は、アハメド大統領が辞任を決意し、後任には政治的に中立な最高裁判事を指名したことも明らかにしている。次期大統領は暫定政府のリーダーとして総選挙の実施に当たる。写真は同日、衛星放送局NTVを通じて演説するアハメド大統領。(c)AFP