【カンパラ/ウガンダ 26日 AFP】ウガンダの反政府武装組織「神の抵抗軍(Lord Resistance Movement, LRA)」の指導者、ジョゼフ・コニー(Joseph Kony)容疑者が、20年に及ぶ凄惨な紛争に終止符を打ちたいとの意を表明している。これは24日に発表されたDVDの中で同容疑者が述べたもの。悪名高いLRAの指揮官として、国際刑事裁判所(ICC)から逮捕状が出ているコニー容疑者の映像は極めて珍しい。DVDの映像は5月上旬、紛争仲介をめざす南部スーダン自治政府のメンバーとコニーLRA指揮官との会談の模様を収録したもの。このなかで、同容疑者はウガンダ政府と和平を結ぶ用意があると述べている。写真は、首都カンパラ(Kampala)の放送局、モニターメディア(Monitor media)が捉えたコニー指揮官(左)と副官ビンセント・オッティ(Vincent Otti)の映像。(c)AFP