【2月5日 AFP】パキスタン・カラチ(Karachi)で5日、バイクに乗った男による2件の自爆攻撃が相次ぎ、22人が死亡した。

 1件目の攻撃は、イスラム教シーア派の信者らを乗せたバスを狙ったもので、イスラム教暦で第1月(正月)にあたるムハラム(Muharram)の宗教行事へ向かう車両で混雑する道をバスが通行していたところ、爆発物を積んだ男がバイクでバスに突っ込み自爆。この攻撃で女性や子供を含む12人が死亡した。

 2件目の攻撃はバスの爆発による死傷者が搬送された病院の救急病棟付近で発生。同様に男がバイクで自爆し、10人が死亡した。(c)AFP/Hasan Mansoor