【3月31日 AFP】サダム・フセイン(Saddam Hussein)政権を崩壊させた、2003年の米軍主導の多国籍軍によるイラク進攻以来、6年にわたって同国に駐留してきた英軍部隊が31日、正式にイラクから撤退を開始した。

 イラク南部バスラ(Basra)にある駐留英軍本部ではこの日、撤退開始を祝う式典が行われ、基地内に掲げられていた英国旗が降ろされた。7月末までに英軍部隊の兵士4100人の撤退が完了する予定。

 イラク進攻以来、同国内で死亡した空軍や海軍所属の英兵は179人に上る。(c)AFP/Arthur MacMillan