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米国のイラク難民受け入れ数は「ごくわずか」

  • 2008年03月27日 11:50 発信地:ワシントンD.C./米国
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2008年3月26日、バグダッドのサドルシティー(Sadr City)で、路上爆弾で爆破された米軍装甲車の残がいを見せる少年。(c)AFP/AHMAD AL-RUBAYE

【3月27日 AFP】イラク開戦から5年が経過した。米国は、近隣諸国に避難したイラク難民の状況が悪化しつつあることは認めているものの、難民の受け入れ数はごく少数にとどまっている。

 米国務省の統計では、2月のイラク難民受け入れ数は444人。06年10月1日からの今会計年度では1876人を受け入れたに過ぎない。

 米政府は今年度のイラク難民受け入れ数を1万2000人に設定している。国務省は、2001年の9.11米同時多発テロを機に煩雑になった手続きのせいで受け入れが遅れていると指摘。「手続きのスピードアップを図る必要がある」との見解を示している。

 米国は、イラクから難民のほかに、政府職員として働ける人材(翻訳者、通訳者など)とその家族を年間500人受け入れることでも合意している。

 だが、イラクの国内避難民が250万人、国外避難民が200万人(国連推定)とも言われるなかで、米国の受け入れ数は微々たるものだ。

 難民の人権擁護団体「International Rescue Committee(IRC)」は最近、「米国のイラク難民救済は不十分。米国が戦争の当事者であるからには、米国には難民を受け入れる道義的責任がある」と非難する報告書を発表。年間で少なくとも3万人を受け入れるべきとしている。

 米国は、1975年のベトナム戦争終結後にはベトナム難民を13万人受け入れている。(c)AFP/Sylvie Lanteaume
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