【2月5日 AFP】パキスタンのラワルピンディ(Rawalpindi)で4日、軍施設に通勤する医療関係者が乗った軍のミニバスに、爆弾を積んだバイクが突っ込み爆発、5人が死亡した。地元警察当局が明らかにした。

 自爆攻撃は、パキスタン軍司令部付近で朝の通勤ラッシュのさなかに起こったもので、標的となったミニバスのほかに数台の車両が被害を受けた。パキスタン治安部隊は、現場周辺を封鎖した。

 パキスタンでは今月18日に総選挙が予定されているが、国際テロ組織アルカイダ(Al-Qaeda)やアフガニスタンの旧支配勢力タリバン(Taliban)に関連した自爆攻撃などが急増しており、治安情勢に懸念が高まっている。(c)AFP/Nasir Jaffry