【1月25日 AFP】コンゴ(旧ザイール)政府は24日、反政府勢力との戦闘が続いていた東部地域での停戦が同日付で発効したことを正式に宣言した。前日に反政府勢力が即時停戦に向けた和平協定に署名していた。

 同国国防省は声明で「2008年1月24日、停戦および戦闘の停止が宣言された」と発表。関係する反政府組織すべてが23日に署名した協定に基づき、東部北キブ(Nord-Kivu)州と南キブ(Sud-Kivu)州で停戦が発効したこと、両州の軍司令官にも戦闘停止命令が正式に通達されたことを明らかにした。

 欧米各国からは今回の停戦を「歴史的な機会」と称賛する声が相次いでいるが、国連(UN)は課題は課題は山積しているとして慎重な姿勢を崩していない。(c)AFP