【12月22日 AFP】サウジアラビア警察当局はイスラム教の聖地メッカ(Mecca)への大巡礼「ハッジ(Hajj)」を標的としてテロ行為を計画していた一団を逮捕した。内務省広報官が21日、伝えた。

 同広報官は、「警備体制の瓦解させ巡礼行為を妨害するテロを企てた一団を逮捕した」と述べた。

 このテロ計画にメッカや巡礼者を直接狙ったものは含まれなかったという。

 また、これより先に現地報道では、サウジアラビア当局が、国際テロ組織アルカイダ(Al-Qaeda)と関係したグループのメンバーらを、大巡礼を標的としたテロを計画していたとして同国の複数の都市や町で逮捕したと伝えている。(c)AFP