【11月29日 AFP】サウジアラビアは28日、同国最大規模の掃討作戦により、暗殺未遂容疑や石油の物流施設への攻撃計画などの疑いで国際テロ組織アルカイダ(Al-Qaeda)の容疑者208人を逮捕したと発表した。

 Mansur al-Turki内務省報道官によると、6つの犯行グループが摘発され、うち1つは同国東部にある石油の物流施設への攻撃を計画していた疑いがあるという。

 施設の詳細については明らかにされなかったが、容疑者らは国内のさまざまな場所でこの数か月の間に逮捕されたという。

 また別のグループはロケット弾の密輸を計画していた疑いがあるという。2003年5月からアルカイダ系組織による大規模なテロが発生して以来、サウジアラビアはアルカイダ戦闘員との戦いを続けている。(c)AFP/Suleiman Nimr