【11月22日 AFP】インドの西ベンガル(West Bengal)州コルカタ(Kolkata)で21日、同州共産主義政権に対する5千人規模の暴動が発生し、インド軍が出動した。

 市内4地区では夜間外出禁止令が発令され、現地時間午後10時から翌日午前6時まで外出許可が必要となった。

 イスラム教徒を中心とした暴徒らは、石や空き瓶を投げ、救急車などに放火。暴動は夕方まで続き、警察との衝突は長時間にわたった。

 この衝突で少なくとも1人が死亡、36人が負傷し、200人以上が逮捕された。

 イスラム教徒が大多数を占めるNandigram村では、1月以来34人が死亡、数千人が家を追われており、これに抗議するイスラムグループが抗議デモを呼び掛けた。

 同村はインドネシアのサリム・グループ(Salim Group)の石油化学事業の拠点として確保されていたが、住民らが退去を拒んで抗議し、政府は計画の断念を余儀なくされた。以来住民らは与党共産党員および警察と土地の支配をめぐって争いを続けていた。

中央政府と手を組んでいる同州共産主義政権は、警察を出動させて催涙ガスなどで鎮圧を図った後、軍の出動を要請した。(c)AFP