【3月28日 AFP】(一部訂正、写真追加、記事更新)09世界フィギュアスケート選手権(ISU World Figure Skating Championships 2009)女子シングル・ショートプログラム(SP)。韓国の金妍児(Yu-Na Kim、キム・ヨナ)が、76.12点を記録し、首位につけた。

 同大会2連覇を目指す浅田真央(Mao Asada、日本)は、トリプルルッツが2回転になるミスもあり、66.06点で3位につけた。

 金妍児は、SPで大会連覇を目指す浅田真央に大差をつけた。

 カミーユ・サン=サーンス(Camille Saint-Saens)の「死の舞踏(Danse Macabre)」で鮮やかに舞った金妍児は、SPでのパーソナルベストを3点以上も上回り、浅田に10点近く差をつけた。

 安藤美姫(Miki Ando、日本)は64.12点で4位、欧州選手権で2度優勝しているカロリーナ・コストナー(Carolina Kostner、イタリア)は63.18点で5位だった。

 同大会で初優勝を目指す金妍児のプログラムは、トリプルフリップとトリプルトーループのコンビネーション、トリプルルッツ、ダブルアクセルで構成され、最後は足換えコンビネーションスピンで締めくくられた。

■女子シングル・ショートプログラム(SP)結果

1位:金妍児(韓国) - 76.12点
2位:ジョアニー・ロシェット(Joannie Rochette、カナダ) - 67.90点
3位:浅田真央(日本) - 66.06点
4位:安藤美姫(日本) - 64.12点
5位:カロリーナ・コストナー(イタリア) - 63.18点
9位:村主章枝(Fumie Suguri、日本) - 58.40点

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