【6月4日 AFP】全仏オープンテニス2010(French Open 2010)は3日、女子シングルス準決勝が行われ、第7シードのサマンサ・ストーサー(Samantha Stosur、オーストラリア)と第17シードのフランチェスカ・スキアボーネ(Francesca Schiavone、イタリア)が決勝に進んだ。

 ストーサーは第4シードのエレナ・ヤンコビッチ(Jelena Jankovic、セルビア)を6-1、6-2で下し、4大大会(グランドスラム)で初めて決勝に進んだ。

 スキアボーネは第5シードのエレナ・デメンティエワ(Elena Dementieva、ロシア)が途中棄権したため、決勝進出を果した。4大大会でイタリア人女子選手が決勝に進出するのは初めて。

 デメンティエワは第1セットを6-7で落とした直後、ふくらはぎ痛を訴えて棄権した。

 ストーサーとスキアボーネは過去5回対戦し、ストーサーが4勝を挙げている。

 ストーサーが優勝すれば、1980年にウィンブルドン選手権を制したイボンヌ・グーラゴング・コーリー(Evonne Goolagong-Cawley)さん以来のオーストラリア人女子選手の4大大会制覇となる。(c)AFP/Allan Kelly