【9月13日 AFP】全米オープンテニス(The US Open Tennis Championships 2009)女子シングルス準決勝。大会第9シードのカロリーネ・ボズニアツキ(Caroline Wozniacki、デンマーク)は、ベルギーのヤニナ・ウィックマイヤー(Yanina Wickmayer)と対戦。ボズニアツキは6-3、6-3で勝利し、決勝に進出した。

 これまで4大大会(グランドスラム)では4回戦が自己最高だったボズニアツキが、ウィックマイヤーとの19歳対決を制し決勝に駒を進めた。

 決勝でボズニアツキは、前回王者のセレーナ・ウィリアムス(Serena Williams、米国)を6-4、7-5で下して勝ち進んだキム・クライシュテルス(Kim Clijsters、ベルギー)と対戦する。

 1978年の全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament)女子シングルスで準々決勝に進出したドルテ・エクナー(Dorte Ekner)のデンマーク人選手のグランドスラム最高成績を更新しているボズニアツキは、同国選手として男女を通じて初めてグランドスラムの決勝に出場する。

 一方、9歳の時に母をがんで亡くし、残された父と2人でテニスでの夢を追い続けたウィックマイヤーは、決勝で自身のアイドルであるクライシュテルと対戦することを望んでいた。(c)AFP

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