【10月14日 AFP】男子テニス、上海マスタ-ズ(Shanghai ATP Masters 1000)シングル2回戦。大会第4シードのアンディ・ロディック(Andy Roddick、米国)は、スタニスラス・ワウリンカ(Stanislas Wawrinka、スイス)と対戦。ロディックは、ひざを負傷したため、第1セット途中で棄権した。

 ロディックは第1セット、3-4とリードされて迎えた第8ゲームでひざを痛め、すぐさまコート横の椅子へ向かった。ロディックはうつ伏せになり、駆けつけATPのトレーナーや医師から36分間の治療を受けたが、途中棄権を申し出た。

 試合を終えたロデッィクは「テニスの試合ができないくらいの痛みが(左)ひざの裏にある。どうやって対処するかを探し出すのが懸案事項だ。米国に戻って診てもらう事になるだろう。幸運にもATPワールドツアー・ファイナル(ATP World Tour Finals)の出場資格が得られるであろうから、クッションを置くことが出来る。ただ、このけがへの対処が一番気に掛かる」とコメントしている。

 全米オープンテニス(The US Open Tennis Championships 2009)では3回戦で敗れ、王者として臨んだ前週の中国オープン(China Open 2009)でも初戦で敗れるなど、ロディックにとってこのけがは深刻な打撃となる可能性を秘めている。(c)AFP