【6月13日 AFP】男子テニス、エイゴン選手権(AEGON Championships 2009)シングルス準々決勝。大会第1シードのアンディ・マレー(Andy Murray、英国)は、大会第8シードのマーディー・フィッシュ(Mardy Fish、米国)と対戦。マレーは7-5、6-3でフィッシュを破り、同大会では自身初となる準決勝進出を果たした。

 1938年以降では英国人として初の優勝を狙うマレーは、ウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon)のウォームアップ大会の準々決勝でも優れた試合運びを見せ、しっかりと順調な歩みを見せている。今大会いまだに1セットも落としていないマレーは、準決勝でスペインのファン・カルロス・フェレーロ(Juan Carlos Ferrero)と対戦する。

 全仏オープンテニス2009(French Open 2009)では自身初の8強進出を果たしたマレーは、早くもグラスコートに順応し、ウィンブルドンでの大きなチャレンジに挑める状態と見られる。

 グラスコートに相性の良いパワーゲームを得意とするフィッシュに対しても、マレーの敗退を感じさせるような兆候は見られなかった。(c)AFP